
東京泌尿器放射線勉強会に参加して

レジデント一年目です。
今年の4月に当放射線科に入局してからあっという間に半年が過ぎました。今年の入局者は6人で、皆で助け合いながら働いています。先月から、各画像診断領域(頭頚部、胸部等)や超音波検査、IVR等のローテーションが始まり、私は今核医学で学んでいます。学生時代や初期研修医の際にはほとんど馴染みのなかった分野ですが、機能的評価が出来る核医学検査は普段見慣れているCTやMRIとはまた違った面白さがあります。
また、今月から一年目も当直が始まりました。前回の当直では絞扼性イレウスや消化管出血疑いの方の画像の読影依頼があり、一人で判断する心細さを実感するのと同時に、日々の勉強の大切さを改めて感じました。写真は今月参加した東京泌尿器放射線勉強会の様子です。最初に前立腺MRI診断のピットフォールについて講義頂き、その後radiation後後腹膜線維症や膀胱neuroendocrine carcinoma等の症例発表とともに、活発な意見交換がなされました。なるべくこういった勉強会に参加して、一歩一歩知識を深めていこうと思っています。